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2011年10月 9日 (日)

「『空気』の研究」 山本七平

秋の夜長には、昔の名著にゆっくりとひたるのがふさわしい。少し、自分の脳では

理解するのが難解と思える本も、挑戦できる余裕がある。

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以前より、読みたいと思っていた同著をamazonで購入。「日本人とユダヤ人」を始め、

日本の社会、文化を評論していた山本七平の代表作の一つである。

1991年没とあるから、もう死後20年経過していることになる。

太平洋戦争の開戦に踏み切ったのは、一体、何であったのか?

戦前の日本の研究機関でのシミュレーションで既に敗北は決定的であったことや、

首相の東条英樹や昭和天皇も、最後まで開戦に反対していたことは知られている。

それでも、開戦を決定せざるを得ない「空気」が日本全土を包み込んでいて

そのまま戦争に突入していった。また、戦後も、前回の総選挙での民主党圧勝や、

今回の原発事故後の社会の論調を見ても、「空気」の果たす役割は大きい思える

「空気」が読めない=KYという侮蔑の言葉がある位であるから、日本で空気に従わない

ということは、非国民であるにも等しいということか。日本社会における「空気」について

の研究が、既に約30年以上前に執筆されていたのは、驚きであった。

逆に、その後も、日本の社会は、ずっと成熟しないまま、相変わらず「空気」に支配

され続けているということなのだろう。キリスト教について素養がないと、読みにくい箇所も

あるが、日本の社会と文化の解読には、必読の書である。

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