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心と体

2011年1月20日 (木)

性同一性障害(GID)、椿姫彩菜

本日、大阪医大が「性同一性障害」(GID)の小6の男子児童に、抗ホルモン剤を投与し、男性ホルモンを抑制、2次性徴を止める治療が始まったというニュースを見た。昨年末に、GIDの小6の男子児童が、女子生徒として、中学に入学することが決まったというニュースの続編のようである。
実は、この疾患(GID:gender identity disorder)について、つい最近まで、自分自身もよく知らず、誤解していた。学生時代、精神科の講義は、興味深く、全部、出席したが、その頃は、性の異常嗜癖というふうにしか紹介されなかった。その後、埼玉医大で、日本初の性転換手術が行われ、性転換後の性別の変更を可能にする法律ができ、市民権が得られるようになってきた。現在、テレビをつけると、オネエ系タレントが多数、出ているが、おそらく、GIDとGID以外(ゲイ、バイ、女装癖、半陰陽)について明確に違いが分かる人は少ないと思われる。私もつい先日まで知らなかったのであるが、それについて、理解の助けになったのが、化粧品のCMにも出ていた椿姫彩菜の自伝である。
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3年前に出て話題になったので、読まれた人も多いと思うが、GIDとは、男→女の場合(male to female)、脳では女の認識を持っているのに、身体は男性的特徴を持って生れた、という先天的障害であるらしい。Natureに載った文献によると、脳の分界条床核という場所が性の認識を司どるらしく、男→女のGIDではその部位の大きさが男性よりも女性のものに近いらしい。だから、本人としては、自分はあくまで女性と認識してるのである。私は、その多くがGIDと考えられる、いわゆるニューハーフっていう人々は、ゲイが女装を続けていくうちに高じて、最終的に身体にも手を加えたものと思っていただけに、青天の霹靂であった。でも、GIDの当事者は、周囲、特にもっとも身近で自分の味方であるはずの家族にも、受け入れられずに、非常に苦しい少~青年時代を過ごすらしい。この本にもそのあたり、特に母との葛藤が生々しく書かれてある。ただの流行のタレント本にあらず、是非、ご一読を。

椿姫彩菜ブログ