フォト

最近読んだ本

  • 尾久守侑: 国境とJK (★★★★★)
  • 岩田健太郎: 「リスク」の食べ方-食の安全・安心を考える (★★★★★)
  • 野々村直道 勝谷誠彦: にっぽん玉砕道 (★★★★★)
  • 渡邉恒雄: 反ポピュリズム論 (★★★)
  • 中本千晶: なぜ宝塚歌劇に客は押し寄せるのか (★★★★)
  • 岩田健太郎: 主体性は教えられるか (★★★)
  • 五木寛之: 親鸞 (★★★★★)
  • 仲谷明香: 非選抜アイドル (★★★★)
  • 小池龍之介: 超訳「ブッダの言葉」 (★★★★★)
  • 「AKB48握手会完全攻略ガチマニュアル」 COSMIC MOOK (★★★★★)
  • 三浦博史: AKB48総選挙に学ぶ心をつかむ技術 (★★★★)
無料ブログはココログ
2017年1月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

書籍・雑誌

2017年1月 2日 (月)

「国境とJK」 尾久守侑(おぎゅうかみゆ)

 SNSの時代での、人との出会いというのは、今でこそ、普通の出会いである。しかし、

もし、SNSがなければ、一生、手に取って読むことの無かった書籍と、

人生の早い段階で出会い、その後の人生観に影響を与えることがあるとすれば異国旅行

での経験に匹敵するものに違いない。

Jk

 本書は、現役の若手精神科医が先日、書き下ろされた、処女作の詩集である。

JKとはいわゆる、秋葉原でよく見かける、「JK~~」のJKであり、タイトルも意味深。

自慢ではないが、自分は詩集をまともに読んだのは、高校の教科書以来である。

部分的に、詩集の一部の詩だけを読むことはあるものの、通して一冊を読むことは

まずない。小説や随筆、論文といった、全体で完結したものは、登山と同じように登頂

という満足が得られるため、何とか読める。しかし、詩というのは、もし、つまらなく感じた

場合、自分の感性の乏しさが露呈しそうでありどこか怖くもあるので、避けてきたという

のもある。

 97頁という短編で、非常に短時間で読むことは可能であるが、感じたことを書くと

現代という時代を表すアイコン(ランドマーク、アクアライン、TSUTAYAなど)が随所に

現れ、読者に共感させる役割を果たしていること

②臨床医をやっているだけあって、時に医学用語が混じり、私小説風でもあること

③著者の趣味を反映してか、アイドルやエンタメからモチーフにしている部分がありそう

 特に③については、その趣味を持っていないものでは、意味不明?って、

なってしまうのではと、読者ながら危惧してしまう。例えば、「ナギイチ」というタイトル。

自分は、これを見た途端、さやねえこと、山本彩がセンターで踊っているMVが

脳裏によぎった。たぶん、間違いないと思うのだが・・・

ここまで、何とか、自らの乏しい感性でブログアップしたのだが、気になった方は、

ぜひ、購入して読んでくださいbook

また、著者は面白いブログも書かれているので、

興味のある方は、そちらもどうぞ。

2013年3月20日 (水)

「不愉快なことには理由がある」 橘玲

久しぶりに午前中から自宅にいれたので、表紙の喪黒福造に惹かれて購入。

著者の橘玲は、最近、人気の経済小説家らしい。

Photo

進化心理学の観点から現代の政治経済、社会、家庭のさまざまな問題をぶった切る

社会批評である。読み終わって、何一つ、解決できる問題はないという悲観的な結末に

直面するのだが、現実の世界では、そういう問題も、少しずつ改善点を見出していくという

方策が取られていて、まだ、奈落の底には落とされないでいる。喪黒福造がこのまま、

フィクションであることを祈るばかりである。

橘玲 公式サイト

2013年3月11日 (月)

「新幹線お掃除の天使たち」  遠藤功

なかなか、仕事が忙しいと本も読めないし、以前は連日アップしていたブログもかなり、音沙汰なしの状態になる。人は安きに流れやすい動物なので、久しぶりに読んだ、メデイアで話題の一冊を紹介。

Photo_2
JR東京の新幹線の清掃をしている鉄道整備株式会社(略してテッセイ)の話。誰もが協力しあって、各人のいい所を伸ばし、同じ目的に向かって進める職場って憧れるが、言うは易しで、作れないものである。でも、この本を読むと、実際、出来そうな気がする。褒めて伸ばす、という教育の最も望ましい姿が職能教育でも生かされるのだと実感。経営、起業、教育のコーナーに置いてあっても違和感のない本である。久しぶりに、読んだ後に優しい気持ちになれた。来月、この本が原作の演劇が、渋谷で行われるので、観に行くつもりである。人間、忙しさにかまけて、好奇心を失うと老けるのは、間違いない。

ミュージカル  「新幹線おそうじの天使たち」



2013年1月23日 (水)

絢爛たる悪運 岸信介伝   工藤美代子

長編を読むにはエネルギー以上に、一冊を読み通す集中できる時間が必要である。

自分にとって、誰にも邪魔されずにまとまった時間が取れるのは、乗り物に

乗っているときである。

Photo

言うまでもなく、現在の安倍晋三総理の祖父で、第56代内閣総理大臣。戦時中に閣僚を

していたことから、敗戦後、A級戦犯で巣鴨刑務所に服役。3年後に無罪放免となり、

政界に復帰。昭和32年に首相となり、その3年後には日米安保条約の改定を批准し、

昭和の妖怪と呼ばれた。480ページにわたる長編であるが、一気に読めた。

岸信介、佐藤栄作、安倍晋三と首相を3人も出した名門閨閥。昨今は、世襲議員に

批判的な風潮であるが、国家の命運と存亡を左右する要職であり、選挙のシステムさえ

工夫すれば、腰の据わった優秀な人材が選ばれるのは望ましいことと思う。

昭和史の勉強にも必読の書である。

2013年1月 5日 (土)

「リスク」の食べ方-食の安全・安心を考える  岩田健太郎

皆さん、明けましておめでとうございますfuji。久しぶりのブログアップ、お待たせしました。

しばらく、AKB48一色に埋め尽くされていましたが、最近、新ネタも不足しており、

以前と同様、私生活をつぶやくブログに戻りたいかと考えます。

もちろん、AKB48やアイドルネタがヒットした時は、またその内容を載せる予定です。

Photo_2

正式には、神戸大学大学院医学研究科微生物感染症学講座感染症治療学分野教授と

いう、長ったらしい肩書がつくらしいが、今やマスメデイアでも引っ張りだこの

イケメン感染症医の岩田健太郎先生の新著である。もちろん、感染症関連の著書が多い

が、今回は食の安全・安心とリスクについて、一般向けに書いている。昨年の腸管出血性

大腸菌による食中毒に端を発した、厚労省によるレバ刺し提供の禁止決定

トクホ、こと特定保健用食品をはじめとした健康食品ブーム。また、福島第一原発事故後

福島産食品の不買、放射線リスクを科学的中立的に考察する。ゼロリスクを希求する

ばかりに、最終的に、その判断をお上に丸投げし、安全に対して思考制止する国民の

心理に警鐘を鳴らす。

ちなみに、先生は、原発推進派でも反対派でもなく、中立的に科学的判断に基づいて、

モノを言っているだけであり、以前、ツイッターで某火山学者と討論になった時も、

感情に押し流されない冷静な判断で圧倒し、思わず拍手をした。

食の安全・安心が気になる人は、ご一読あれ。

2012年10月 5日 (金)

汚れつちまった悲しみに・・・

ブログの更新がすっかり滞りがちの今日、この頃。読書の秋に相応しい一冊から。

Photo_3

昔ならば、詩集の表紙は、以前の岩波の表紙みたいに、あまり飾り立てないものであった

だろうが、さすが、現在。押しも押されぬ、AKB48の選抜常連の篠田麻里子が表紙。

この表紙があったがために、中原中也という、ある意味、凡人は目もくれそうもない詩集を

読むというきっかけを与えてくれた。ドラッカー、泉鏡花、中原中也、硬派な作品も、

AKB48と絡ませれば、消化しやすくなる。そのうち、国語の教科書にも出て来そうである。

2012年9月 5日 (水)

「AKB48白熱論争」 小林よしのり 中森明夫 宇野常寛 濱野智史

最近、仕事と私生活で、時間が取れず、めっきり、ブログの更新が滞りがちである。

前回、NMB48の観劇に行った時に、ジュンク堂で見つけて、やっと通読。book

Akb48

さすが、幻冬舎の本である。AKB絡みの柳の下のドジョウ狙いの本は、多数あれど、

これほど、AKB48の各メンバー、エピソードをないまぜて、語った本はない。

というのも、現在の日本を象徴する、4人の文化人のいわゆる座談会形式で話は進むが、

4人とも、筋金入りのAKB48ヲタである。今年の選抜総選挙での大島優子のスピーチから

発展して、一神教と多神教の社会の違いやポスト・オウムの若者論へとたどり着く。

確かに、AKB48という、世界でも類まれな、長寿一大エンターテインメントの分析は

現在の日本の文明論になるのは自明であろう。断っておくが、最低限、AKB48

選抜メンバーの顔と名前を一致させてから、読むべし。

2012年8月22日 (水)

「にっぽん玉砕道」 野々村直道  勝谷誠彦

最近、ブログの更新をさぼりがちで、ついに10日も空いてしまった。言い訳をしても

仕方がないので「サボってました、ごめんなさい」と反省。先日、読んだ本を紹介。

前回の渡邉恒雄の「反ポピュリズム論」と同じく、三宅久之先生の紹介である。

Photo

「たけしのTVタックル」や、「たかじんのそこまで言って委員会」でおなじみのコラムニスト

勝谷誠彦と、無名の松江第一高校(現在、開星高校)を9回も甲子園に連れて行った

元高校野球監督、野々村直通の対談である。表紙とお二人の人相から、いかにも

左派は寄せ付けない、という先入観であったが、内容はそれを裏切らない、

極めて爽快な硬派教育論であった。

学校教育の荒廃、授業崩壊が叫ばれて久しいが、一番の理由は、教師の権威の失墜

であろう。野々村氏は、本書の中で、「子供の人権は認めない」と暴論に近い発言を

しているものの、その理由に納得。彼は、全校集会で次のようなことをのたもうたらしい。

「お前たちには、人権はない。でも、人格さえできれば、人権は認める

みんなから信用され、相手のことも理解できるような人間になったら、その時に

人権も認める」と。その人格を作るために、学校に通っている・・・

こういう先生に教えを請うた生徒は幸せと思う。

三宅久之の小言幸兵衛  教育に命を懸けよ

2012年8月12日 (日)

「反ポピュリズム論」 渡邉恒雄

久しぶりに書評。「たけしのTVタックル」や「たかじんのそこまで言って委員会」で

おなじみの、三宅久之さんのブログで紹介されていたので、読んでみた。

読売新聞社主筆および読売巨人軍の実質上のオーナーで、政界の橋渡し役としても

暗躍するナベツネこと、渡邉恒雄の新著である。意外にも、過去に20冊以上の著書が

あるらしい。

Photo_2

ポピュリズムとは、ポピュラー(人気のある)の名詞形であり、いわゆる「人気とり」である。

政治でポピュリズムと言えば、大衆受けしそうなおいしいことばかり唱えては、

人気を得て、政治的権力を手にする、ことである。かつての小泉総理の

ワンフレーズ・ポリティックス(改革なくして成長なし、聖域なき構造改革、

自民党をぶっ潰す・・・)。最近では、民主党が大勝して政権を奪取し、その後、

何一つ達成できず、結局は自民党時代と殆ど変らないさやにおさまっただけの

マニフェストの数々。さらに、橋下大阪市長が率いる維新の会。SNSが大衆に浸透し、

ますます政治のポピュリズムが加速化している現況を、筆者は、過去の歴史と比較して、

批判的分析を唱える。また、2007年、自民党の福田元総理と、民主党の小沢一郎代表

大連立を仕掛けた一部始終についても述べられている。

この人は、プロ野球や巨人軍についての口出しを見ていると、横柄で嫌な頑固爺さん

いう悪いイメージしかない。しかし、政治や表現の自由、大相撲についての発言について

は、比較的、まともである。イメージだけにとらわれず、自分の目で著書を読んで確かめる

ことも重要である。

三宅久之の小言幸兵衛

2012年7月 5日 (木)

まるっとAKB48 スペシャル3

久しぶりのブログ更新。去年もそうであったが、選抜総選挙が終わるとしばらく、AKBネタ

が希薄になる。というか、総選挙の公示後から結果発表までの1ヶ月間、熱くなり過ぎる

ため、普段の状態に戻った後、手持ち無沙汰に感じられるのだと思う。

Photo

Flash増刊号の「まるっとAKB48スペシャル」。すでに、3回目の出版である。

このシリーズで、あっちゃん、こと前田敦子が載るのは恐らく最終となるので、

特別対談や過去の公演の振り返りなどのスペシャル企画が多かった。

新旧交代期のAKB48を知るのにいい一冊である。購入すべし!

より以前の記事一覧